県内経済ニュース（7月）
県内
7.14◇北東北３大学３銀行がＴＬＯ設立
秋田大、岩手大、弘前大の北東北３大学と秋田銀行、岩手銀行、青森銀行の北東北３行は、大学の研究技術を企業に移転するための橋渡し役となる地域版ＴＬＯ（技術移転機関）を立ち上げた。各大学が保有する特許などの知的財産に関する情報を一元化するとともに、企業とのマッチングを図る。
7.25◇横手セントラルホテルが民事再生法申請
横手セントラルホテル（横手市）は、秋田地裁に民事再生法の適用を申請した。帝国データバンク秋田支店によると、負債総額は５月末時点で約５億４千万円。営業は継続している。同社は昭和45年設立で、50年にホテルを開業し、15の宴会場と110の客室がある。
7.27◇洋上風力調査、14社が出資
秋田、能代両港の港湾区域内で合計出力14万５千キロワットの洋上風力発電を計画している大手商社の丸紅は、事業化の可能性を調査する特別目的会社（ＳＰＣ）に東北電力など電力３社と秋田銀行など県内企業８社を含む計14社が出資することで合意したと発表した。
7.28◇秋田銀行、台湾に初の海外拠点
秋田銀行は10月上旬、台湾に「台北駐在員事務所」を設置すると発表した。現地に拠点を構えることで県内企業の台湾進出や市場開拓等の支援体制を強化する。同行が海外に駐在員事務所を置くのは初めて。台湾への設置は地方銀行64行中、同行が福岡銀行に次いで２番目となる。
