県内経済ニュース（8月）
県内
8.1◇森林認証
平成32年の東京オリンピック・パラリンピックの関連施設への秋田杉の利用を目指す秋田県は、県有林で「森林認証」を取得したと発表した。森林認証は環境保全に配慮した運営をする森林などに与える国際認証で、県有林での取得は東北で初めて。県内の主要製材所２社も７月に認証を取得した。
8.4◇県内設備投資、３年ぶりに減少
日本政策投資銀行東北支店がまとめた東北６県と新潟県の大企業における2016年度設備投資計画調査によると、本県の投資額は前年度実績（498億円）に比べ6.9％減の463億円となる見通しで、減少するのは３年ぶり。製造業は同11.3％増の271億円、非製造業は同24.4％減。
8.9◇子牛１頭130万円超、開設以来最高値
子牛価格の高騰が続くなか、由利本荘市大谷のあきた総合家畜市場で、平成24年の市場開設以来の最高値となる１頭1,300,320円の取引が成立した。前月の最高値1,056,240円を244,080円上回った。平均取引価格も867,098円となり、県内の過去最高を更新した。
8.30◇有効求人倍率、過去最高の1.22倍
秋田労働局が発表した県内一般職業紹介状況（平成28年７月分）によると、有効求人倍率（季節調整値）は前月を0.04ポイント上回る1.22倍となり、昭和38（1963）年の統計調査開始以来、過去最高を記録した。なお、1倍超えは20か月連続。
