県内経済ニュース(10月)
県内
10.3◇指月電機、村田製作所と新会社設立
電子部品メーカーの指月電機製作所(兵庫県西宮市)と、同業大手の村田製作所(京都府長岡京市)は、電気自動車(EV)向けフィルムコンデンサの開発などを行う合弁会社「村田指月FCソリューションズ」を羽後町に設立した。指月電機製作所は、同町の電子部品メーカー・秋田指月の親会社。
10.6◇灯油、12年ぶり安値
県生活協同組合連合会は、今冬の1リットル当たりの灯油配達価格の上限を59円(税込み)にすると発表した。前年同期に比べて14円安い。値下げは2年連続。平成16年の55円に次ぐ12年ぶりの安値となった。18リットル換算で1,062円となり、前年同期を252円下回る。
10.7◇秋銀、台湾に海外初の拠点開所
秋田銀行は、台湾・台北に同行初の海外拠点となる駐在員事務所を開所した。台湾に拠点を置く地方銀行は、福岡銀行(福岡市)に次いで2番目。近隣の中国、東南アジアを含めた事業展開に前向きな県内中小企業に対し、現地企業とのマッチングなどを通じて支援体制の充実を図る。
10.18◇横手市にコールセンター新設へ
コールセンター大手のプレステージ・インターナショナル(本社・東京)は事業拡張のため、横手市に本県3か所目となるコールセンターを新設する構想を発表した。正式決定後、早ければ来年に着工、平成30年の稼働を目指すとしており、500人超の新規雇用が見込まれている。