県内経済ニュース（12月）
県内
12.1◇本県３行事、ユネスコ無形遺産に
国連教育科学文化機関（ユネスコ）の政府間委員会は、エチオピアで開いた会合で、本県の「角館祭りのやま行事」（仙北市）、「土崎神明社祭の曳山行事」（秋田市）、「花輪祭の屋台行事」（鹿角市）など18府県33件の祭りで構成する「山・鉾・屋台行事」を無形文化遺産に登録することを決めた。
12.8◇小坂町がワイナリー整備へ
小坂町は町特産ブドウを使ったワイン造りに向け、町有施設を改修してワイナリーを整備する。７日開会の町議会12月定例会に提出した平成28年度一般会計補正予算案に、整備費7,300万円を盛り込んだ。町内でブドウの加工・販売を手掛けて農家の所得向上を図り、新規就農者の確保に繋げたい考え。
12.8◇寝具販売の山尾商店、破産手続き開始
秋田市大町の（名）山尾商店は秋田地裁から破産手続きの開始決定を受けた。東京商工リサーチ秋田支店によると、負債総額は約１億5,190万円。江戸中期の明和８（1771）年に創業した老舗の寝具販売業者。寝具のほか、インテリア用品などの小売りを行い、「寝具の山尾」の名で知られた。
12.27◇11月の有効求人倍率、過去最高1.23倍
秋田労働局が発表した県内11月の有効求人倍率（季節調整値）は、前月を0.04ポイント上回る1.23倍となり、昭和38年に現在の形式で統計を取り始めて以降、最も高かった今年７月の1.22倍を超え、過去最高を更新した。なお、1倍台を24か月連続で過去最長を継続している。
