県内経済ニュース(8月)
県内
8.20◇来春の高校卒業者、求人数2千人割れ
秋田労働局が19日に発表した来春の県内高校卒業予定者の職業紹介状況(7月末現在)によると、求人数は前年同期比511人(21.2%)減の1,905人で、記録が残る1989年以降初めて2千人を割り最低となった。一方、就職希望者数は同14人(0.5%)減の2,759人であった。
8.25◇国交省、日沿道(象潟-遊佐)の整備検討
国土交通省は24日、日本海沿岸東北自動車道の未整備区間である象潟(にかほ市)-遊佐(山形県遊佐町)約17キロについて、具体的な整備案を検討する「計画段階評価」の対象にすると発表した。また、同じく未着手であった山形・新潟県境の区間も計画段階評価の対象となった。
8.31◇7月の有効求人倍率、2か月連続で改善
秋田労働局が30日発表した一般職業紹介状況によると、県内の7月の有効求人倍率(季節調整値)は、0.55倍と前月を0.04ポイント上回った。改善は2か月連続。全国では沖縄(0.28倍)が最も低く、本県は8番目に低い倍率であった。
8.31◇2011年産米の作柄、「やや不良」
農林水産省は31日、本年産水稲の作柄概況(8月15日現在)を発表した。本県は、田植え後5月下旬の低温や6月下旬の日照不足により穂数が少なく、この時期としては2年連続で「やや不良」。8月中旬に大半の穂が出る早場地帯19道県のうち、本県のみが「やや不良」となった。