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県内経済ニュース(1月)

県内

1.3◇玉川温泉から水素燃料

 東北大の研究グループが仙北市の玉川温泉で温泉水から水素燃料を取り出す実験に成功した。強酸性の天然温泉とアルミニウムを化学反応させ、水素を生成する手法を確立した。新年度から実用化に向けた試験を始める。新たな産業創出や、温泉資源の有効な活用策として期待される。

1.19◇新駅開業へ請願

 秋田市は、泉・外旭川地区へのJR奥羽線の新駅設置をJR東日本秋田支社へ請願した。2021年春の開業を目指しJR側と協議中で、2月にも駅施設の基本協定を締結する方針。駅施設のほか、バス停や駐輪場などの都市施設を整備する計画で、総事業費は約20億5,000万円を見込む。

1.22◇スタジアム新設へ報告書提出

 県はサッカーJ3・ブラウブリッツ秋田のJ2昇格に必要なスタジアムの整備に関し、県が設置した有識者検討委員会の報告書を県議会に提出した。報告書は、秋田市の市街地に多機能・複合型スタジアムの新設が必要だとして、整備手法を検討する場を新年度に設けるよう県に求めた。

1.29◇ハタハタ、記録的不漁に

 今期の沿岸季節ハタハタ漁の漁獲高(速報値)が県全体で前期比150トン減の242.9トンとなった。平成7年の禁漁解禁後では同年の89トン、翌平成8年の157トンに次ぐ3番目の少なさ。資源量の減少が背景とみられ、来期以降の漁が制限される可能性もある。

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