県内経済ニュース(2月)
県内
2.21◇伊徳とタカヤナギ、共同持ち株会社設立へ
経営統合に向け業務提携している県内スーパーの伊徳とタカヤナギは20日、4月2日に共同持ち株会社「ユナイトホールディングス」を設立し、経営統合する契約を締結したと発表した。人口減少による市場縮小で競争が激化する中、事業規模拡大による経営基盤強化を図る。
2.22◇高校生の就職内定率、91.6%
秋田労働局が20日発表した2012年3月卒業予定の県内高校生の職業紹介状況によると、1月末現在の就職内定率は前年同期比2.8ポイント上昇の91.6%となり、1998年以降最も高くなった。求人数は県内外を合わせて3,686人で、前年同期に比べて0.6%増加した。
2.28◇秋田エルピーダ更生法申請、負債79億円
秋田エルピーダメモリ(秋田市雄和)は27日、親会社のエルピーダメモリ(東京都)と共に東京地裁に会社更生法の適用を申請した。帝国データバンクと東京商工リサーチの秋田支店によると、負債総額は約79億6,100万円。県内では秋木工業、イトウに次ぐ3番目の大型倒産。
2.29◇ニプロ、新工場建設へ
医療機器製造大手のニプロ(本社大阪市)は28日、大館市二井田の県営工業団地の同社工場敷地内に新築する第6工場の地鎮祭を行った。3月に着工、9月の操業開始を予定しており、人工肺関連装置の研究、開発を担う。事業費は約35億円で10人程度の新規雇用を見込む。